2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「うた」は、人の感情を伝えるためのコミュニケーションツールである、ということについて

「うたう」ということばは「うったえる」が変化したものだといわれるが、「うた」は本来コミュニケーションツールなのだと思う。「うれしい」とか「悲しい」とかいう単純な言葉だけでは、感情の実感や色彩を伝えることは難しい。 その言葉では伝わらない部分…

自分の中に新しい音楽をつくっていく、ということについて

ところが、自分にあわないな〜と思っている音楽でも何回も、何十回もきいているとだんだんその音楽の感情が憑依してきて、やがて音楽性を理解できるようになり、自分の感性と一致していくことを感じ取れるようになる。 これは、何かこれまでの人生になかった…

CDを聞く、ということについて

タリスのCDを聞いてみると、さすがにものすごく上手い。個人的にはBassIIの声に含まれるガリっとした響きがちょっと気になるが、録音状態や再生機器の問題なのかもしれない。ものすごく技術的な完成度が高くまさにのけぞるウマさ。 しかし、やはりどういう音…

ルネサンスを勉強する、ということについて

混声合唱の練習(シゴかれたほう)についていけていないことに相変わらず危機感を感じている。本番まであと2,3回しか練習も無いし。 このブログにも顕著に表れているが、僕の合唱の好みは日本語曲で、それも多田武彦とか高田三郎とか、木下牧子とか新実徳…

夢工場について

中小企業診断士受験勉強の下地として、簿記を勉強している。2月に2,3級併願で受験する。といっても2級の勉強を始めたのは年明けからなので、間に合うかどうか微妙・・・ 問題集や例題には「㈱東京商事」とか「横浜製作所」とか、無難な名前の会社が登場する…

iriver iHP-140 について

ちなみに合唱演奏者の方が練習などを録音されるのであれば、前述の「iriver iHP-140」(http://www.iriver.co.jp/product?H100)を僕は強くオススメする。 合唱録音は音質が命。僅かな圧縮誤差で大きな違いが発生してしまう。そんなわけで録音形式は当然WAV…

録音について

男声合唱のほうはいいとして、先週シゴかれたほうの混声がやばい。まだ暗譜もしていない。先週の練習をiriver iHP-140 で録音していたのだけど、チャプター編集をまだしていなかったのでしてみた。 そしたら昨日の男声合唱の良い録音を間違って消してしまっ…

「アンサンブルの段階へ進む」、ということについて

ここまでくればしめたもので、いよいよアンサンブルが始まるのである。特に何も言われるまでも無く、自然に息やテンポ・リズムは一致していき、パートのバランスなども歌えば歌うほど整っていく。 この状態で先生のご指導を頂戴すると、これはもう極めて高い…

反復練習とそこから得られる余裕について

今回は安定したブレス・発声の確保とテンポ・音程の精度の向上を主目的として、ロングブレスと一曲通し練習をひたすら繰り返す練習をしてきた。それによりこれらの目的はある程度達成できたと思う。そしてその延長線上として、今回取り組んだ楽曲と演奏者と…

楽しく歌う、ということについて

今日は小人数男声の練習だった。今日、22日と練習して、23日が本番だ。(といっても内輪的なごくこじんまりした本番。) この小人数男声合唱の趣旨の一つは、「指揮者なしで、演奏者の責任と自覚と自発的音楽で本番を演奏する」ということなのだが、本日の練…

「楽譜の気持ち」ということについて

ところがおおよその場合において、作曲者はメロディーも和音の進行も、きちんと意図をもってきれいに作っているものである。だから何もしないでも、ただ正しいテンポと音程で歌うだけで音楽のかなりの部分は伝わってくるのである。 演奏者としては、まずこの…

「歌いすぎ」ということについて

今日の練習で指揮者の先生に「そんなに歌いすぎないで、もっとメロディーの持つ音楽にまかせて」という趣旨のご指導を頂戴した。これはものすごく的を得たご指導だと僕は思う。 ある程度以上合唱をやっている人に多く見受けられる現象として、「歌いすぎ」が…

優秀である、ということについて

接待でふぐを食べてきた。久しぶりにひれ酒を飲んだけどなかなか美味しかった。 お客様は僕のお客様というよりも主として僕とペアを組んでいるおっちゃんのお客様で、僕は半分ついでという形で参加した。 お客様はお客様の社内で通常ありえない速さで出世し…

合唱団にメンバーをスカウトするということについて

私が所属している合唱団において、バスが致命的に弱いという問題点を感じている。かくいう私もバスで、責任を感じる身分ではあるものの、どうも自分の声はせいぜいCからF,Gくらいがいいところで、ベースの演奏で重要になってくるB以下の音となってくるとまる…

リンクを貼らせていただきました

なんと恐れ多くも「合唱の部屋」さまからリンクを貼っていただいてしまいました。どうもありがとうございます・・・・ 誠心誠意書かせていただきますので、来訪者様には気楽に閲覧いただき、また批判・非難・お叱りなど含めまして気軽にコメントをご記入いた…

あなたがいるから

あなたがいるから、世界はすばらしいあなたがいるから、良い音楽の意味があるあなたがいるから、がんばれるあなたがいるから、誠実になれるあなたがいるから、僕は僕でいられる僕は、あなたが必要です。だから、あなたを守ります。

暗譜について

明日は大阪出張のため、往復5時間以上も一人で新幹線のチャンス。この機会に暗譜をしよう!昨日シゴキにあい自分の自尊心は大きく揺らいだが、その原因の一つはきちんと暗譜していなかったことであった。やるぞ! と思ったら練習録音音源が用意できていなか…

シゴキにあいました。

僕は現在主として2つの合唱団に参加しています。そのうちの一つである、20人弱の混声合唱団の新年初練習にいってきました。この合唱団は大変レベルが高く、僕のように中途半端に経験だけ長く実力の伴っていない人間は参加するのもおこがましいのですが、…

合唱は「個性の平均化 × 人数」なのか?

合唱を知らない人の合唱に対する悪いイメージの代表格といえばこれだとおもう。方法論としてはこれもアリかもしれない。しかしこの個性重視・個人主義の現在において、この価値観はちょっと古いし面白くない。 どちらかというと、「異なる個性の集合」「多様…

メンバーを集める、ということについて

合唱は音楽とはいえ集団競技である。個人種目とちがい、チームワークや相互の理解・信頼・連携など、内的なコミュニケーションを意識した活動・練習が必要なのは言うまでもない。 しかし、コミュニケーションと同等か時にはそれ以上に重要な概念がある。それ…

なぜその人は、うちの団に来たのか?ということについて

僕個人の考えとしては、よほどの人でない限り合唱団に1人2人メンバーが増えたからといって全体の演奏に即座に大きな影響を及ぼすことは無いと思う。それであれば実力や実績よりも意欲面で光るものがあれば受け入れた方がよいと思う。 「うちの団の音楽にそ…

合唱団に新人が来る、ということについて

多くの社会人合唱団は一般に人員不足に悩んでいる。しかし僕が参加している混声合唱団は充実したホームページなどのおかげもあり、以外と何もしないでも新しい人がちょくちょく来てくれる状況がある。 しかし人が集まればいろんな人がいて、すごく才能のある…

社会人になっても歌いつづけるということについて

合唱団のメンバーでとても歌が上手くて才能のある人なのだけど、昨年就職したことをきっかけに練習から遠ざかりがちになってしまっている人がいる。就職して以来忙しく生活も変わり、練習参加も困難だし声の調子が不調で気が乗らないようだ。 社会人になると…

「ブッたるんでる」ということについて

ところで僕は人(特に男性)が風邪をひいてだらしなくしているのを見かけると、「ブッたるんでいるから風邪をひくのだ」ということが多い。いざ自分自身体調を崩してみると、やはり昨日はブッたるんでいたのだと思う。寒い中ジョギングをしたから風邪をひい…

「会社で仕事を始めると何故か元気になる」「早く帰りたいときは仕事が早くなる」について

帰宅し45分くらいジョギングをし、シャワーを浴びたら動けなくなった。風邪なのか、それとも身体を冷やしすぎたために身体がおかしくなったのだろうか?そんなわけでこの日記を書いているのは実際には7日です。僕はかなり体調が悪くても食欲は無くならな…

「思考力・解釈力・感性」と、それを支える「判断・行動の丁寧さ」について

簿記の勉強をしている。3級が一通り終わったので2級の工業に今日から突入した。簿記の勉強をしていておもうのは、教科書を読むと内容は至極簡単でわかりやすいくせに、いざ問題を解くと間違える。それもほとんどすべて計算間違いやうっかり間違いである。 …

息をあわせる、ということについて

新年初出勤でした。新年一日目ということもあり会社も世の中も全然勤労ムードも無く、一通り挨拶回りをして昼過ぎから会社のおっちゃんと上野の駅ビルの低価格系だけど結構うまい寿司屋でミニ新年会を催し、夕方には帰りました。 僕は営業マンにしては珍しく…

一曲を通して歌う練習をひたすら反復することについて

今日は新年初練習でした。初練習といっても所属している合唱団の正規の練習ではなく、その中の小集団による男声合唱の自主的練習です。(30日の練習の続き)まだ三賀日中だというのにメンバーの集合状況も良好で、なかなか充実した練習ができました。 今日の…

ブレスの練習をかねたジョギングについて

道路の雪も大方片付いたので、昼間ジョギングをしてきた。とはいえ一部に雪や氷が残っており、結構腿に来た。 ジョギングは体重管理もさることながら、どちらかというとトレーニング的意味合いでやっている部分が多い。鍛えたいのは肺活量、ブレスの安定性、…

一見、対立しているものが実は相互補完である、ということについて

昨日、今日(大晦日と元旦)は、ひたすら「新・コータローまかりとおる!柔道編(蛭田達也)」を読んでいた。全巻を通じて一番印象に残ったのは、臆病者でいつもびくびくしている努力型柔道部員に対して「好きで選んだ道なら、楽しく歩け!」と激励するシー…