2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

椿姫3 人に習う、ということについて

私の本役であるマルケーゼは、ご存知の方も多いと思うが、端役だ。一人で歌うところは11月19日の公演でもやった、唯一の見せ場である2幕2場冒頭部分くらいである。これはもう暗譜が終わっているし、後は大半合唱と同じ、あとは重唱にまぎれて1,2フレーズ…

椿姫2 アンダーについて

毎週1,2回、平日の夜にある椿姫のソリスト練習に参加するようになり一月ほどになるが、不思議なことがひとつある。ソリスト練習といっても本役の歌い手さんがいつもそろうわけではないことは先日も述べたが、とはいえヴィオレッタやアルフレード、ジェル…

椿姫1 ソリスト練習について

突然椿姫に役付きで参加することになった私だが、合唱はともかくオペラの活動はまったくの素人である。もちろん音大出身でもなく、声楽としてきちんと練習したこともない。技術や経験もさることながら、「オペラ業界における一般常識」がまったくないことが…

(この記事は2006年5月9日に書いています) ここしばらく執筆がとどこっている合唱ダイアリーですが(2006年5月9日現在)、形にとらわれず時間があるときに少しずつ書いていくつもりです。 過去のブログに「オペラ出ます!」という記事を書かせていただきま…

府中市 ボランティアまつりについて

少し前の話で、話が前後して恐縮だが、11月19日に府中市のボランティアまつりというイベントの一催しに参加してきた。先日の記事に書いたとおりなぜかオペラに出演することになったが、その団体の催しに参加した。 といっても私が練習に行き始めたのは11月7…

ソロについて

昨日の記事にあるとおり、今回の演奏会では「星の冠」という混声合唱組曲を初演したが、その中には二人のソロが登場する。この組曲そのものが、ギリシャ神話の「アリアドネとバッカス」の話をモチーフにしており、二人の出会いからストーリーが始まるという…

前の更新から随分時間が経ってしまったが、演奏会のことにつていちょっとだけ続きを書きます。

アンコールについて

プログラム終了後のアンコールは3曲であった。木下牧子先生の「鴎」、新実徳英先生の「わらべが丘」、そしてなんと、小川・車川両先生に混声Rの団歌をこのたび書き下ろしていただき、その曲を最後に演奏して終演となった。 僕個人はあまり長いアンコールは…

第3ステージについて

3ステージは、小川淳子先生作詞、車川知寿子先生( http://www.daion.ac.jp/univ_intro/kyouin/teacher2/1-16sol/kurumagawa-chizuko.html )作曲による、「混声合唱組曲 星の冠」という曲を改訂版初演にて演奏した。この曲は昨年一度、初演として演奏された…

第2ステージについて

2ステージはいわゆる「お楽しみステージ」的な位置づけで、プログラムにも曲目を載せず何が出るかお楽しみ!という方法を取った。しかしさすがに唐突過ぎるため、ステージの冒頭と2曲おきに団員によるMCをいれ、また15回記念ということもあり曲の紹介と合わ…

第1ステージについて

1ステージは木下牧子ステージなわけだが、団員の着替え時間確保のためピアノ曲を2曲いれるという、合唱のコンサートとしてはやや変則的な方法をとったが、お客様の反応はどうだったのだろう。アンケートにはあまり触れられていなかったが、後半に目玉が多か…

混声Rの本番について その1

混声Rの本番が終わった。毎年この時期に行っている定期演奏会で、本番2時間弱の3ステージ構成の本番であった。アマチュアの社会人団体で毎年定期演奏会を行うのはかなり大変なことだが、Rには各パートに実力のメンバーがいたり、指揮者の先生が大変意欲的で…