本番 小人数男声合唱について

失敗した。大きくは2つで、一つは音を間違えた。小人数男声合唱は演出効果等を考慮し、私が音叉(440hz)を聞き、そこから曲に応じてB,C,GHDをハミングするという方法で音をとり歌い始める方法を取っているのだが、本番の順番は「混声合唱(シゴかれるほう)」→「小人数男声合唱」であったため、私自身の声に前の本番の声の作りの感覚が残ってしまい、音をハミングするさいに音程がぶれてしまった。


一曲目は「梅雨の晴れ間」だったのだが、幸いベース1パートから入る曲であったため、大変信頼できるベースの面々はほとんどの音程のブレを吸収し私の音取りハミングのブレを修正してくれたが、やはり若干の違和感が残ってしまった。


またこのことと関連するが、自分自身の声について前の本番(パレストリーナ)の音が残ってしまっておりタダタケの音に上手くマッチしきっていなかった。バリトンの音程や響きが全体の調和からずれてしまうと演奏全体の色彩がぼやけてしまう。そう言う意味で極めて危ういというか、正直若干破綻を含む内容であったと思う。まだ本番の録音を聞いていないので何とも言えないが、練習やリハーサルに及ばない内容までしかいけなかった。一生懸命がんばってくれた仲間には大変申し訳なかった。今回一番の悔いが残る点になってしまった。