焼酎「むぎの精」について

yamada1642005-05-26



友人が高円寺に彼女と2人で住んでおり、今日はそこに遊びに行くことになった。仕事も早々に切り上げ6時過ぎには高円寺へ着く。彼も僕と同年代で決して楽とはいえない生活のはずなので、生活補助をかねて上手い半生手打ち讃岐うどんをお土産にもっていった。


また最近仕事で焼酎を調べたり売ったりする機会があり、ちょっと詳しくなったのをいいことにうまい焼酎を一本持っていった。こちらはお土産というよりも、自分が飲むためでもある。


焼酎は「むぎの精」。低価格帯と高価格帯があるが、今日用意したのはシェリー樽仕込みのちょっと良いやつだ。35°もある本格麦焼酎で風味はもはや日本酒に近い。


彼の家に着くなりビールで乾杯し、他愛のない世間話をしながらやがて焼酎を開けて飲んでみるとこれがウマイ!僕は日本酒も好きなのだが往来酒(特に醸造酒)に弱く、日本酒は基本的にガマンしている。


しかしこの「むぎの精」は、風味はすでに日本酒に近く味わいも非常に濃厚だ。それでいて醸造酒特有のくどさというか重さがなく、後味ものど越しもきわめて軽快だ。いくらでも飲めてしまう感じである。


しかし結果としてはこれが失敗で、焼酎はほんの1,2杯飲んで早々にお暇するはずが、焼酎があまりいうまいため僕も彼も気づかぬうちに結構ガッツリ飲んでしまいふとみると4合瓶の半分以上が空いている。


お酒が強い人からすればたいした話ではないのだが、僕らの場合一晩(それも2時間そこそこ)で2,3合の焼酎(度数からすればウイスキーだが)をあけてしまっているというのはヤバイ。


案の定気づいたときには前後不覚でどうやらそのまま眠りこけてしまったらしい。目覚めれば午前2時、向かいでは同じように友人も寝込んでしまっている。


さすがに泊まっていくのもなんなので、何とか部屋を出てタクシーで帰った。お酒は恐ろしい。特に普段飲まないうまい酒は要注意。ていうか一体僕はいくつなのだろう・・・学生時代のような一晩であった。