JCDA合唱フェスティバルについて

このブログでも何回か触れた合同の男声合唱の本番に出演してきた。JDCA(日本合唱指揮者協会　サブドメインサーバー［SE10.CSIDE.JP]＜株式会社シーサイドネット＞）が主催する合唱フェスティバルの1日目で、リーダーシャッツ２１の男声版が出版されることをを記念しての演奏会だった。

グリークラブアルバムは有名だが、今回はそれに新たなレパートリーを加えるような意味合いで、グリークラブアルバムとは１曲もかぶらず、古今東西の男声合唱の名曲から最近の作品まで幅広く収録するというコンセプトらしい。

その出版記念演奏会というわけだが、すばらしいのはなんと掲載曲全曲を演奏するということだ。合同演奏会の形式なので、１団体２、３曲歌い、全部で１4団体プラス全体合同演奏で全２９曲を歌う。

また会場では出版されるリーダーシャッツ２１の先行販売も行われ、お客様は全曲楽譜を手に聴く事もできる。もちろん合唱界の内側向けの演奏会という色合いが濃いわけだが（楽譜を売るためにやっている演奏会なので）それでも合唱人にとってはなかなか面白い試みで、主催者のみなさんの実行力やご尽力には頭が下がる思いである。