久我山メンネルコール・メンネルコールバッカスについて


母校である。男声合唱界は狭いもので、どうやら僕の男声合唱のルーツがひととおり出揃っているようで何だかこそばゆい気分だ。僕も本来なら久我山の演奏には参加しているべきなのだが、仕事や勉強など何かと忙しく、今は自分の音楽活動をある程度絞っている時期だ。


すると当然今お世話になっている先生を最優先してしまうわけで、大変申し訳ないのだけど母校系の活動からは若干遠ざかっている状況だ。しかし本番を演奏している様子を客席で聞いているというのはやはり寂しい。客席で演奏を聞きながら「参加したかった」という思いが募った。ある程度落ち着いたら復帰しよう。


肝心の演奏は・・・まあぼちぼちといったところか。メンバーの状況や練習回数を考慮すればとてもがんばっていたと思う。でも一聴衆としてあえて厳しい意見を言えば、「もっとやってほしかった」。メンバーに不足があるのなら、もっと必死に集めてほしかった。練習が足りないのなら、もっと練習してほしかった。母校は離れても強く美しくあってほしいという僕自身の願望の裏返しなのだろう。