赤ワインについて


そこで何か策はないかといろいろ考えて思い出したのが、そういえば学生時代今よりもっとずっと練習をしていたころは、声の安定性を保つために毎日赤ワインを飲んでいたということだ。社会人になり合唱から離れた2年半の間にすっかりその習慣がなくなってしまったし、果たして本当に効果が期待できるものかどうかはなはだ疑わしいものだが(おそらくはプラシーボ効果による部分が大きなものなのだろう)、とにかく藁にもすがる気持ちで赤ワインを飲むことにした。


そんなわけで飲む機会があってもビールはそこそこにして赤ワインを飲んだ。木曜日の夜は台風だったが、めげずに最近通っている六本木のスナックに行き赤ワインを飲んだ。(そんなことをするくらいなら早く家に帰って寝ればいい、といいたいところだが、そこは大人の事情で仕方のない部分なのだ。)


そんなこんなで今日の直前リハを迎えたわけだが、先週、先々週に比すればある程度の改善は図れたように思う。特に低音が若干楽に出るようになり、ホールの響きがよかったこともあり、」そこそこ楽に歌うことができた。


といってもまだまだ不十分であることには変わりない。明後日の本番までできることをやるしかないだろう。