しかしながら妥協できない部分もある。それは披露宴における余興で、夫婦で二重唱をやろうというものだ。今にして振り返るとこれも無謀としか言いようがないが、あまり欲張らないところでもよいのでなんとしてもやりたい。
私が昔から好きなレハールのメリー・ウィドウの二重唱を歌うことにした。この歌の良いところは、メロディーが有名なので取り合えずクラッシック音楽をあまり聴かないお客様にも耳当たりがよいであろうとうことと、短いということだ。特に後者の特徴が大事だ。
カルメンの練習はさておき、これらの準備に忙殺されつつ2006年の8月はあわただしく過ぎていく。