手伝う、ということについて


「周りの人が自分を手伝ってくれない」ということを感じることは誰にでも良くあることだと思う。では何故回りの人は自分のことを手伝ってくれないのだろうか?と考えてみると、一般的には以下の理由が考えられる。


1、自分が仕事をしている、ということに周りの人が気付いていない
2、仕事をしていることには気付いていても、内容をしらない、わからない
3、仕事をしていることも内容も知っているが、どう手伝っていいのかわからない
4、手伝う気がない、手伝いたくない


仕事をしている側からすると、回りの手伝わない人間は常に「4」に見えるものである。しかし実際には、1〜3に属する場合であることが多い。これは合唱団の活動に限らず、いろいろな場面で言えることだと思う。


つまり周りの協力を得るためには、「お願い」することよりも「仕事を教える」ことのほうが大事なのだと思う。そのためには、自分一人で仕事をするのではなく、人といっしょにする、あるいは人に仕事をさせる、ということが大事なのだと思う。お互いにお互いが何をやっているのかを理解できれば、そこから自然に連携が発生するのである。