優しさについて

yamada1642005-01-31



1月20日の日記に書いた友人とその後もメールでやり取りしたりしている。


僕は基本的に優しさを欠いた人間というか、苦労している人や難しい環境に負い込まれて(精神的に)苦しんでいる人を見ても、「マヌケだ」とか「やり方に問題がある」とか「考え方が間違っているからだ」とかしか考えないことが多い。だから助言や手助けをすることはあっても、同情したりやさしく接したりはしない。(肉体的・客観的な苦痛・問題の場合は別。)


僕自身もあまり主観的な内容についてひとから優しくされるのはニガテで、例えば病気や怪我などの客観的・肉体的問題について苦しいときはひとに助けて欲しいと考えることはあっても、それ以外の主観的な問題の場合においてはあまり人に優しくされても困るほうである。


しかしそんな僕でも稀に、人が精神的に追い詰められた状態にあるのを見ると何となくその苦しさに共感してしまい、「助けなければ」という気持になる場合がある。(今回の友人の場合などがそうだ。)とはいえこれも厳密にはひとに対する優しさではなく、人の苦しみに共感している自分自身を守るためにやっている部分もあるので、所詮人間自分が中心に過ぎないわけだが。