久しぶりのAの練習について

yamada1642005-03-27



2月のコンクール以来ずっと練習のなかった混声A(シゴかれるほう)の練習が久しぶりにあった。Aの練習はシゴかれるのでキツイが、音楽的な内容は文句無く目一杯凝集されている感じでほんとうに楽しい。良い練習に参加することは、合唱演奏者冥利に尽きると思う。


この日から次のステージに向けての練習ということで、新曲に3曲ほど着手した。といっても一曲はRで既に着手済みの木下牧子先生アカペラコレクションの「いっしょに」。木下牧子先生の曲は僕も本当に大好きなのだが、昨年よりなんだか木下先生作品ばかり歌っているようなきがしてちょっと飽きてきたかも・・・とはいっても満足できる演奏に達していたわけではまったく無いので、偉そうなことを言うよりもまずきちんと演奏することである、としか言いようがない(笑)


2曲目はS君がお持ちいただいたDELIUS作曲の「TO BE SUNG OF A SUMMER NIGHT ON THE WATER」という曲。僕は勉強不足でこの曲も、DELIUSという作曲家もまったく知らない。内容は女声2部男声4部でひたすらヴォカリーズである。もちろん現代曲系の複雑な和音進行で、もっとも僕がニガテとする分野の曲であった。勘弁してくださいS君(笑)


3曲目は団長ご推薦のTALLIS作曲の「O nata lux de lumine」。有名な曲らしいがこれも僕は知らない。どうも僕の知識は日本語曲に偏りすぎているようだ。もともと日本語曲が好きで、今でもそれは変わらないが、やはりそのルーツである外国曲をきちんと勉強することはとても大事なことだと最近は思う。今回もこれをきっかけにタリスのせめて代表的な曲くらいはひととおり聴いて勉強できればと思う。