休団について

yamada1642005-03-28



書きそびれたが、26日の練習ではもう一つ重要な出来事があった。諸事情により昨年の6月ころから休団していたメンバーの一人が練習に参加してくれたのだ。彼とは年も同じで僕や同じく同年のS君は常々復団工作を講じてきたのだが、それがここに来てやっと実を結び始めたといったところか。


彼が何故休団してしまったのか、もちろんほんとうのところは彼にしかわからないが、彼が休団してしまったときに僕自身近くにいたメンバーとしてきちんと行き届いた対応ができていただろうか?と考えると、正直あまり自信がない。


というのも昨年はRの活動上いろいろなことがあり、僕自身一時は活動を休止しようかと考えていたこともあった。とはいえ係上の立場もあり、やはりRも合唱も嫌いではないし他にも様々なファクターが複雑に作用して結果として僕は残った。そのこと自体にはとても感謝しているし、その時僕の周りで僕のことをフォローしてくれた人たちにはほんとうに頭が上がらない。


しかし彼は休団してしまった。高校時代に合唱をはじめて以来、僕は合唱活動においては一貫して「去るものは引き止める」というスタンスである。そのときもかなり引き止めたように思う。それでもその時は彼を引き止めることができなかった。


僕と彼との違いは何だったのだろう?それはきわめて微妙な違いでしかなかったように思う。もしあの頃物事のちょっとした食い違いがあれば、彼は休団せず、逆に僕が休団していたかもしれない。