自主練習について

yamada1642005-04-10



僕が現在習っている指揮者の先生が5月にとある男声合唱イベントのお仕事をされており、先生の指導されるいくつかの団を集めて合同男声合唱団を編成し参加することになった。


いわゆる合同演奏会形式のもので、歌う曲は2曲。1曲のボリュームはそれなりにあるが、本番としてはまあ普通に小ぶりの本番だ。


ところが5月の本番までに合同練習が3回しかない。編成の中核をなす実力派男声合唱団がかなり力を入れて練習しているとのことなので安心感はあるものの、自分自身参加する立場としてはきちんと練習して形にしたうえで参加したいし、イベントのお仕事をされる先生のお立場を察するにもとにかく良い演奏にしなくては!という思いがある。


何より曲が良い。松下耕先生の「そのひとがうたうとき」男声版なのである。僕はもともと男声合唱が大好きで、自分自身「合唱演奏者である」という意識よりも「男声合唱バリトンパート奏者である」という意識のほうが強いのだ。そこにきて「そのひとがうたうとき」である。松下先生の大変おしゃれで奥行きと情緒のある和音は、内声歌い冥利に尽きる。


そんなわけで今回の本番はかならず成功させたいし、何よりよい演奏がしたい。そのためにはとても3回の練習で事足りるわけでもなく、先だって臨時練習(主に音取りのため)を2回有志参加という形で行うことにした。