話をするということについて


昨日の内容の続きになるが、主催者の方は大変気さくで頭の回転も良く何より話が上手な方だった。間の置き方や言葉遣いも独特で、ちょっと聞く人を引き込んで退屈させないところがあり大変参考になる。


僕もよく話をするほうだが、どちらかというと一方的に押し論調でしゃべるほうで、聞き手の方の反発や反論を引き出すことを重視している。そのため成功すれば「相互の理解を深める」「聞き手の問題意識を高める」ことができる場合があるし、相手の感情を引き出すことができればそれだけ良く話を聞いてもらえる場合もある。


もちろんリスクもあり、単純に反感を買ってしまう場合があるし、一つのストーリーを一方的にわかりやすく伝えるには向かない話し方だろう。


昨日の主催者の方はその点僕とは逆のタイプの方で、話がとてもわかりやすいしそれでいて飽きない。そのため反論をはさむ必要もなく、聞き手には良い相槌(それはこういうことですよね、のような)を打つことが必要とされるが、それがまた聞き手の理解を深める。


やんちゃなしゃべり口調も良いが、年齢的にも僕もそろそろそういう話し方を身につけたほうが良いのかもしれない。