3年ぶりに会う友人と何を話すのか?ということについて


とはいうもののお互いの状況をまったく知らない状態での再会なので、果たして何を話したものか・・・お互いの年齢を考えれば例えば転職しているかもしれないし、結婚しているかもしれないし、子供がいてもおかしくないのである。まだまだいくらでもいろいろなことが想定される。


しかし実際に会って見るとすぐさま学生時代の空気になった。これは愉快だ。3年以上の空白はまるで感じなかった。まるで昨日も会っていたかのような雰囲気であった。伊達に10年以上付き合っていないというか、そういえば彼とは中高6年間同じクラスで大学もいっしょだったのだ。


一応いっぱしの社会人らしく、裏新宿のちょっとカッコイいバーなどに入ってバスぺを頼んだりしたが、話題といえば昔と変わらない。初めこそお互いの会社や仕事のことなどを少し話はしたものの、あとは大半ゲームや漫画の話題である。


我々は中高生のころテレビゲームをかなりやり込んだクチで、ドラクエやエフエフなどのビッグタイトルはみんなで発売日を追いかけたものだ。また「ロマンシングサガ」など微妙にマニアックなところで彼とは趣味が合ったりして、中高生のころはそれらの話題でかなり盛りあがったものだった。


その時と同じ空気で今もゲームの話ができるというのはかなりシュールな光景だ。しかもおりしも復刻版・リメイクがはやる昨今、「ドラクエVは仲間会話システムが加わることにより画期的な進歩を遂げた」など微妙にホット感があったりするのも乙である。