男声合唱練習について


今日のRの練習は、先週の日曜日に臨時練習をした男声合唱の練習だった。といっても本番は3団体の合同演奏で、合同練習が始まる前にまずRの男声だけで練習してみようという内容だ。


曲がかなり名曲なのだが決して小さな曲ではなく、Nコン高校の部の課題曲あるいはもうワンランク上の内容だろうか。曲の難易度はNコン高校課題曲の難曲にくらべればそれほどでもないが、演奏時間が約6分と長く、そのなかで結構展開していくので歌いとおすのがちょっと大変だ。


今日のRの練習に参加した男声メンバー十余名ではいかんせん地力の不足を感じざるを得ない。歌っていてなかなか苦しいものがあったが、まあ第一回目の練習だし合同練習で人数が増えればだいぶ歌えるようになるはず。


とまあ全体としては演奏が行ったりきたりしたものだが、僕自身は先日先行して音取りをしていたので楽なものだった。やはり団の常設練習とは別に個人やパート、少人数で先行して練習しておく方法は効率が良い。


僕がもっとも合唱の練習に時間を割いていた大学時代、常設の通常練習は週4回3時間であったが、それとは別に昼休みや授業が空いた時間などに部室や校内の練習室で自主連取をするという光景が非常によく見られた。


もちろん学生という身分で時間にも環境にも恵まれていてこその光景だが、社会人たる今でもその有用性は常に意識していたいし、それだけ練習が不足しているということを意識したほうが良い。そして機会があれば少しでも練習をしたほうが良いし、活動として楽しいと思う。


団の練習があるから行く、ということだけではなくて、まず自分自身で「こういう練習をしたい」「こういうふうに歌いえるようになりたい」というビジョンをもって、そのための手段として団の練習を使うというスタンスがある程度あったほうが、活動も演奏も活気のあふれる良いものになっていくように思う。


もちろん自己主張の強すぎる人ばかりでもうまくいかないわけだが。この変のバランスが難しいわけだが、まあ一般の社会人団体の場合大半は主体性が不足しているケースの方が多いのではないか・・・