実の兄について


今日から10連休である。早速勉強しようかと思ったら、今日は実の兄が帰ってくることになった。しかもなぜか彼のお古のパソコンをくれるというので、急遽平和島の彼の住居まで取りに行くことになった。


実の兄はコンピューター関係のよくわからないがそれなりに高度な仕事をしているらしく、コンピューターにかなり詳しい。パソコンをかなりうまく自作しているし、ウィンドウズのレジストリをいじるなどの裏技も使いこなせるようだ。身内にこのような人物が一人いると大変助かる。


僕のパソコンも自作のもので、かれこれ丸4年使っていることになるが、ここ最近は動作不良が激しくとても使い物にならなくなりつつある。4年間でおそらくウィンドウズの再インストールを3回行っており、そのたびにパフォーマンスは回復するわけだが、それでももう限界に近い。だいたい今時Duron766MhzのCPUにウィンドウズ98SEである。


そんなわけで今回実の兄のお古のコンピューターをありがたく譲り受けることにした。この機械にしても彼が3年くらい前に作ったものらしいが、やはり詳しい人間が作っているし設計当時かなりのハイエンドであったらしく、今でも十分使える。数字的なスペックとしては、現行のノートパソコンの普及機種レベルであろうか。


とはいえ据え置き型なので動作は安定しているし、ハードディスクもグラフィックボードも継承できていい感じだ。そしてなにより音が静かだ。僕はPCの騒音には常に悩まされているほうで、自室(寝室)にPCがあるため夜通しほったらかしで何かの作業をさせたままにしていると安眠できない。


常々NECの水冷式パソコンに憧れをいたいていたわけだが、今回実の兄から譲り受けたPCは実に静かだ。どうやら静かなファンを取り付け、ドライブが強震しないように隙間を空けて配置するなどがコツらしいが、到底素人には存じえない内容であり大変助かった。


そんなわけでこの機械でとりあえずあと3年くらいはがんばろう。