堕落と奮起の土曜日について

yamada1642005-05-21



昨日の深酒が効き当然のように寝坊。2週連続で学校をボサってしまった。もっとも今の時期の講義はアウトプット中心で、十分な予習ができていない僕は講義に出向く以前に自分でインプット学習をするべきなので、たとえきちんとおきても学校に行かず自習する構えだったが。



このままではいけないと思い、とりあえずインプットの講義のビデオを1本みた。友人は家でひたすらこの講義のビデオを流しているというが、確かにビデオを見ているのは無駄なようで効果的だ。広くあさく、科目をストーリー仕立てに全体像として覚えていくことができる。全体像さえ頭に入れば、あとのパーツを覚えるのはたやすい。



勉強のあと、Rの練習へ。12月の本番で移植初演(改訂版)する今日の練習をする。本番は12アツだが、とりあえずいったん6月の半ばまでにある程度形にして録音をとることになっており、練習はまあなんとなく熱が入り始めたかな?というところだ。



録音における問題は、組曲の中に数箇所あるソロパートをどうするか、とういことだ。僕自身は練習でソロを歌うのはとてもよい練習になり好きなので、練習中はソロパートを歌っているが、はっきり言ってお粗末で聞けたものではない。



というかそもそもこのソロはいわゆる合唱曲のソロのレベルではなく、オペラのアリアのように長いメロディーを語るように歌いつづけるタイプのもので、正直僕レベルではまったく無理である。



本番ではプロの歌手の方をお呼びする予定らしいが、とりあえず録音のためには誰かが歌わなければならないわけで、僕も一応練習しているがまあ無理である。バリトンソロなのに下のAから上のFisまである。ムリ。ムリムリムーリ。練習はするが。



合理的な解決策としては、2,3人で重唱することだろう。その中の一人なら何とかがんばってみるのもいいかもしれない。とりあえず練習だ。



練習後、我々の心のふるさとであるグラッチェへ。最近休団中のHY君もグラッチェにはくる。そして縞や君らとともに毎週同じ話を深夜まで繰り返すのだ。かなりシュールだ。



しかしいいかげんそのパターンにも飽きてきたので、最近ではニューカマーをなるべく参入させることにしている。この日のニューカマーは3月ころRに入団してきたソプラノの方だった。



僕は練習にきても練習に集中しているし休憩中もひとりで練習しているほうなので、実はこの方と話をしたことは一度もないばかりか名前もよく知らなかった。合唱団なんてまあそんなものだ。



しかし今日はグラッチェにお呼びしたことで、この方の雰囲気やキャラが少しわかったような気がする。せっかく同じ団に入った仲間なのだから、表面的な生活やパーソナルくらいは知っていたほうが良いように思う。そのほうがアンサンブルを作る上でもなんとなくやりやすいような気がする。



普段は午前3時の閉店までグラッチェに居座る我々だが、この日は12時過ぎに帰った。合理的で明日が有効につかえる。こういう校歌も、ニューカマーの方がいらしていただいたおかげだ。大事にしよう。