Mr.Children  Aliveについて

BOLERO


何となく流れで銀座で軽く飲むことになった。隣に座った子と話をしていたらミスチルが好きだという。このブログではまだ触れていなかったが僕もなかなかのミスチルファンで、その子とちょっと意気投合した。


その子は「Alive」や「マシンガンをぶっぱなせ」などが好きだという。割とダーク系な曲が好きらしくディープだ。僕自身はミスチルの曲はポップな曲もライトな曲もディープな曲もダークな曲も聴く。


しかし真剣に全曲をチェックしているわけではないので、どんな曲かすぐに思い出せなかった。


帰宅し自宅にあるCDをみたらどうやら「BOLERO」と「深海」に入っている曲のようだ。


早速「Alive」を聞いてみたら、どうやら曲自体は実に良く知っている曲だった。それもそのはずで、僕が18歳でBoleroを購入したときにはアルバムごと何回もまわしっぱなしにしていたわけで、聞き覚えがないはずがない。


また僕の記憶の中のAliveとはボーカルの印象がだいぶ違った。ん?と思ったが、おそらくこれは以前カラオケでTBKがよく歌っていた曲だからだろう。彼のカラオケヴォーカルはなかなか印象的で、カラオケボックスで目の前で歌っていることもありよく覚えている。


それはそれとして、改めてこの曲を聴いてみるとなかなか名曲だ。ただ18歳のころの僕にとって、この曲に歌われる「理由なき怒り」のような感情は皆無だったように思う。僕自身はおそらく生まれつき楽天的なほうで、あまりむしゃくしゃしたりいらいらしたり腹を立てたりすることは非効率で無駄で無意味だと考えている。


だから当時Boleroを聞いていたときも、やはりEverythingやtomorrow never knowsなどをよく聴いていたし、今でもこれらの曲は好きだ。そしてそのころはAliveのような曲にはあまり心が向かなかったのだと思う。なんと言うか、絶望的な内容というか、それでも生きていくしかないから生きていかなくちゃ、みたいな。