声について


復帰後2回目になる混声Rの練習に出席してきた。相変わらず声は安定しない。特にベースが弱いこともあり、意識して声をしっかり出そうとすると逆に硬くなってしまいうるさくなる。


28日に早速本番があるのだが、そこで歌う曲のひとつに「44わのべにすすめ」がある。この曲は女声が前2列に並び、男声がその後ろに1列に並んで歌うことになっている。つまり僕の前には女声がいるわけだ。


ところが僕の声が極めて不安定で硬いために、どうも前の女声陣にかなり迷惑をかけているようで、女声陣から配列変更の要望(クレーム)を受けてしまった。まあ悪い声で歌っている自分が悪いのだが、本番一週間前にこの状況だとさすがにかなりプレッシャーを感じる。


僕はもともと男声のバリトンの人間なので、混声のベースを歌うことにそもそも若干ムリを感じている部分がある。しかも2ヶ月休んだあととはいえこのような体たらくでは、いい加減混声合唱を続けること自体にムリがあるのではとさえ感じる。


泣き言を言っても本番は来週なので、今は過去自分が調子の良かったときのことを良く思い出してみて、少しでも迷惑をかけないように調整を図るしかないだろう。社会人になって合唱を再開して以来、自分の歌唱ということについては今が一番苦しい時期のように感じる。