チャペルについて


混声Rの本番に参加してきた。関東大会や会社の試験の準備などがあり、実はほとんど準備ができていなかったが、演奏曲目4曲のうち3曲は過去に本番で歌った曲であり、もう一曲も簡単な曲で本番譜持ちもOKだったのでとりあえずなんとかなった。


僕は本番を譜持ちで乗るのは好きではなく、というか練習時から原則暗譜が良いと考えるほうなので、今回のような形は不満が残る。しかし自分の時間は無限ではないので仕方がない。


本番は、築地にある大きなキリスト教系の病院のチャペルで行われた。病院が主催するイベントの一部として、歌う機会を頂戴したのだ。


病院のビルの中に作られたものが、それでもチャペルであり音響が非常に良い。特に、アカペラで演奏した「おんがく」(木下牧子)は近年の混声Rの本番の中ではもっともよい音がなっていたように思う。


僕個人の嗜好としては、「音響が良い会場でないとよい演奏ができない」とういスタンスは演奏者としてはいかがなものかと思うのだが、それでもやはり現実としては音響の良いホールのほうが歌いやすいし良い音もなるし、歌いやすい。聞いている人にとっても聞きやすいものであったならば良いと思う。


僕にとっては、良い意味であまり肩に力が入らない本番だったが、それなりに充実した本番であった。歌う機会を下さった病院やイベント主催者の方には深く感謝の気持ちをを抱いている。