今年の有機Gについて

yamada1642006-01-15



椿とは完全にはなしがそれるが、1月29日の演奏会に向けて有機Gも始動しているのでその内容を記す。


昨年の内容は
http://d.hatena.ne.jp/yamada164/20041227  や
http://d.hatena.ne.jp/yamada164/20050123#p3
その他この近辺の記事に詳しいので、ご興味の方やお忘れの方はご確認いただければ幸いです。


今年も相変わらず「多田武彦」作品を中心に考えていたものの、メンバーから別の意見もあり(これはたいへんうれしいことだ!)今年のラインナップは


小山章三作曲 組曲「小譚詩」より
パリンカ

多田武彦作曲 男声合唱組曲「雨」より
雨の日の遊動円木
雨の日に見る


以上4曲になった。パリンカは私は不勉強で知らない曲だったが、ほかのメンバーの意見で自分の知らない曲に触れられることは、合唱活動の大きな楽しみの一つだ。


「雨」三曲も、そもそもは終曲の「雨」をやりたいというメンバーの意見から発展したものだ。「雨の日に見る」は季節的に良く、「雨の日の遊動円木」は4曲通してスローテンポの曲だと苦しいので、という理由もあり選曲された。


実は今回の選曲は過去の有機Gの選曲とはやや路線が異なる。というのもの少人数・指揮者なしで歌うことが前提であるため、これまでは

A、テンポのゆれがない、あるいはあまりない曲

B、4パートがなるべく縦に揃って動いている曲

という基準があったものの、今回は必ずしもそうではない曲が選ばれているからだ。


「雨の日に見る」などは本来はテンポが途中で変わったりするものだが、指揮者なしというコンセプトのため原則一貫した店舗で歌うことにした。(その中で、リードパートが自然にテンポの揺らぎをかもし出してくれれば良いと考えた。)


もともと活動期間も短い上に、活動のスケジューリングの中心とならなくてはいけない私自身が椿とフィガロを抱えており、油断すると今年は昨年レベルのクオリティも保てない可能性がある。早めに楽譜と音源を用意してメンバーに配るなどし少しでも活動を進めるようあがいてみる。


忙しいスケジュールに連続的に練習していくことは、ハードである反面自身にとってはとても練習になる。しかしひとつひとつにかけられる時間は必然的に少なくなる。とくに有機Gは半分私が呼びかけている部分もあるので、Gにおいて中途半端な活動になってしまうことは参加してくれているメンバーにも申し訳ない。一月はその他個人事情もあり忙しく、さまざまな葛藤と戦いながらそれぞれの練習を進めることになった。