高輪プリンツヒェン・ガルテンについて

yamada1642006-07-01



回想録つづき。先述のとおり2006年6月は漠然と結婚式場を探したりしていたわけだが、そのような面白い話を私の実の母は大好きであるため、私達とは別にインターネットで式場を調べたり、ひとにいろいろと聴いたり独自の調査を進めていた。


そんな中,私の実の母が大変良い!というオススメの物件があるというので観にいくことにした。 http://www.p-garten.co.jp/index2.htmlというレストラン・結婚式場で、高輪の閑静な住宅街にあり、ドイツ風のおしゃれな洋館に小ぶりながらもドイツの町並みを再現したようなレストランにチャペルが併設されているという。


式場見学自体が面白いということもあり、また今まで見た式場はどれも帯に短したすきに長しといった感もあり、つまり私達はウェスティンやメリディアンなどの今をときめく大型高級シティホテルで派手婚をする気は毛頭無いのだが、それでもこじんまりとしながらも上品でセンスのよい結婚式をイメージしていたのだが、なかなかそう都合の良いところはないわけである。そんなわけで高輪にもごく気軽に様子を観にいくことにした。

事前情報の通り雰囲気もとてもよく、また結婚式の料金体系の説明を受けてもなかなか良い。20人で総額60万円のプランもあり、規模も価格も私達の想定にかなり近い。そして何より式場の雰囲気が抜群に良い。この場所、この内容でこの価格はかなり破格なのでは・・・と思われる。


聞けばこのレストラン・式場のオーナーはそもそも実業家であり音楽家であるという。もともとアマチュアオーボエか何かを吹いていたらしいが、趣味が高じて指揮もするようになり、はては欧州の国立楽団を指揮した経験もあるとか。なんというか、明らかに「趣味が高じて」というレベルを逸脱している。


その話からすればおそらくこのレストランもバリバリの営利目的というよりは、本業で得た資本を利益志向ではなく有効活用しているということなのだろうか。とにかく私たちがこれまで見てきた式場などに比べればコストパフォーマンスがとても高いように思われ、また雰囲気も私達の好みにとてもぴったりと合っている。


とはいえ即断するわけにも行かず、またお客様をもてなす上では料理の味もたいへん重視されるところであるため、この日はプランの見積もりをいただき、また数日後にディナーの予約をしてこの店を去った。


昼の時間に訪れたので、本来であればランチを・・・と思ったのだが、この日はどうやら別の予定が入っているようでランチはできなかったのだ。残念。