親族へのご挨拶について


私は東京の実家においてほとんど親戚付き合いというものが無い。実家の隣に伯父さんご家族が住んでいるくらいで、その他の親戚はほとんど交流が無い。


しかしながら奥さんの実家はそれなりに古い土地で家も大きく、親戚付き合いも日常的に頻繁にあるようだ。私には全くわからない世界だが、ご挨拶が重要だということは良くわかる。


ほとんど徒歩圏内に親戚がいらっしゃるというのも不思議だ。結婚を機に自分の人生と全く関わりの無かった人たちと身内になるというのも不思議なものだ。私自身はかなり適応力も順応力もあるほうなので、早くも奥さんの実家の土地がまるで自分にも昔からゆかりがある土地であったかのような錯覚を覚える。不思議なものだ。


親戚付き合いが多いということもあり、いただきものも多い。中には東京ではあまりお目にかかれない立派なものもあり、恐縮してしまう。東京の生活は便利でシンプルで話が早いのはいいのだが、こういう昔からの習慣も良いものだ。

短い滞在時間でいろいろな人に会った。二回目の滞在ということもあり、奥さんのご家族とも少し打ち解けたような気がしてうれしい。ご家族もファミコンが好きらしく、私もイーアルカンフーをやらせてもらったりした。(80面くらいまでいって、遠慮してやめた。)