引出物について つづき

yamada1642006-08-22



昨日の続き。


商品をお客様にお勧めするときにもっとも大事なことは、お客様のニーズを把握することだとは良く言われる。これはつまりお客様の価値観や感情を察するということだろう。


引出物のような定例行事品の場合難しいのは、「しきたりだから」「やらなくてはいけないものだから」といった色合いが強く、また極めて個人的事柄でもあり、なかなか本当のニーズまで踏み込めない場合が多い。あるいは、お客様自身が自らのニーズを把握していなかったり、ニーズがゼロまたはマイナスの場合もあるので厄介だ。あまり聞き込んでしまっても失礼にあたる場合もしばしばである。


しかし自分自身のこととなれば話は別だ。普段あまり考えないが、そもそも何のための引出物なのだろう?(社会的習慣やしきたりという意味ではなくて、自分自身にとって、という意味)ということを考えてみた。