2005-01-01から1年間の記事一覧

◎昨日のつづきです。

声について

少なくとも男声合唱団として全国を目指す場合、僕の考えではまず声の輝きがもっとも重要となる。もし声の輝きが不足している場合、輝くメンバーを追加するか、当面輝きを磨くトレーニングをする必要があると僕は考える。 輝きとは、倍音の豊かさ、美しさであ…

全国大会について

関東大会に参加させてもらったことを通じて、全国大会への憧れはますます強くなるとともに(関東大会でもすでにかなりの音楽的密度のある空間が展開されていた。全国はいったいどういう空間なのだろう?)全国までの具体的な距離感も何となくイメージできた…

朝食について

最後になるが、この日メンバーのKWBTのステディーで僕も混声Rでは大変お世話になっているSBさんが聞きにきてくれた。その人は前泊はせず当日朝早くの電車で着ていただいたにもかかわらず、なんとメンバーのために「朝食」(サンドイッチやハンバーグなど)を…

結果について

結果は銀賞であった。Aグループ16団体中の8位くらいだろうか。全国に進めたのはAグループでは1団体のみで、Bグループから3団体が選出された。 男声Fは、必ずしも最高の状態ではなかったかもしれないが、そこそこ良い演奏はしていたと思う。しかし結果は8位…

本番のあとについて

今回もうひとつ感動したのは、演奏後舞台上手からホワイエに誘導されるわけだが、その時点ですでに我々のたった今の演奏がCD-Rにされて販売されていたことだ。fontecの非常に前衛的な営業手法に一ビジネスマンとしては敬意を感じるが、自分はCDは買わなかっ…

本番の演奏について

本番会場の響きは想像通り、かなりデッドなものであった。男声Fはアンサンブルを強く意識しお互いや全体の音をかなり聞きながら歌うタイプの団だが、この会場では周りのメンバーの声はほとんど聞こえなかった。そのため全体の響きやボリュームはさらに収縮し…

関東大会の当日について

大会の当日は9時過ぎに起床し、10時から直前練習を行った。前泊のメンバーと当日入りのメンバーがいたが、残念なことに当日入りのメンバーの何人かは遅刻をしてきた。中には1時間近く遅刻をしてきたメンバーもいた。僕も遅刻は多いほうなのであまり文句を言…

関東大会の本番まで、ついて

関東大会に行ってきた。参加を決めてから僕はすぐに暗譜をし、さらに圧倒的に不足している練習時間を少しでも補うために徹底的に素読みをした。素読みはなるべく音程を付けて行った。つまり、小声で歌っているような形だ。 また、メンバーがくれた神奈川県大…

音楽について

練習が終わるころにはすっかり関東大会参加の決意も固まっていたが、それは「コンクールに参加したい」ということ以上に、「音楽に参加したい」という感情だった。 練習に参加するまでは、自分の不調が続いていることや、そこから来る自信の喪失、自分の合唱…

◎昨日の続きです。

「音楽に許される」ということについて

自分自身の調子も徐々に上がっていくのを感じる。そして2回目の3曲目(Gratia Vobis)の練習に差し掛かったあたりで、全体のバランスもほぼ調整が取れ、また自分自身もその中に入り込めた感覚を得る。 Gratia Vobis は演奏の録音をもちろん何度も聞いており…

男声合唱団Fの練習について

男声合唱団Fの練習に参加してきた。神奈川県大会を突破して、いよいよ関東大会へ向けての練習である。そして僕はこの日の練習如何によって、関東大会に本当に参加するかどうかを決めるつもりであった。(あるいは練習に参加した結果、メンバーのみなさんから…

自分のためだけに歌っているわけではない、ということについて

ただそれとは別に、僕もいい加減それなりに年をとってきているのだけあって、別の考え方もするようになった。つまりたとえ自分に不満が残ろうが、自分が参加することによって少しでも男声Fの演奏に貢献することができればそれが何よりなのではないか、という…

参加する、ということについて

そして関東大会に向けて、僕にも召集がかかった。以上のような経緯からも分かるとおり、僕は「自分の力で全国まで行く」ということを重視している。観光でいくのではなく、参加するためにいくのだから。特に合唱は、ある意味フリーライドしやすい競技である…

男声合唱団Fについて

そんな僕が再びコンクールに挑戦したのは、2003年前の夏だった。混声Rの友人に誘われ、男声合唱団Fの神奈川県大会に参加したのだ。 男声合唱団Fは、奇跡の合唱団だといっていい。おおよそ僕が合唱に求める理想のほとんどがここにはあった。当然のように僕は…

◎この日の内容は、11日の内容の続きになります。

コンクールについて

僕がこれまで合唱を続けてきた上で、もっとも重要な目標のひとつは「全国大会に出場すること」だった。僕がコンクールに一番情熱を注いでいたのは高校生のころだと思う。そのころの東京都大会はNコンも朝コンも全国行きの切符をあるひとつの高校が独占してい…

関東大会について

全日本合唱コンクールの関東大会に出場することになった。僕がかつて短い期間所属していた男声合唱団が神奈川県大会を勝ち抜いた。そこで彼らは、「関東に勝ち抜いて全国に行く可能性を高めるために、かつてのメンバーを招集する」ということを考える。当然…

稲葉浩志さんについて

稲葉浩志さんは、ポピュラー音楽のヴォーカリストとして僕がもっともリスペクトする方である。 昨日のライブの稲葉さんはほんとうにすごかったと思う。あの年齢であの声、そして持久力。まさにマンガの中のスーパースターが、マンガの世界を飛び出して現実の…

ライブについて

ライブは、最高だった。 稲葉さんの声の調子もすこぶる良く、演奏もほとんど乱れがない。曲目は当然the Circleの曲が中心になるのだが、私はこのアルバムの楽曲ほとんど全て好きというか自分自身楽しめるので、聞いていて非常に聞き応えがある。 またロック…

開演前について

最近個人的に出費の歯止めが立たず財政破綻の危険性をはらんできたため、今回は純粋にライブを楽しむことに集中し、パンフやグッズには手を出さないことにしていた。しかし着席し開園を待つ間の時間が手持ち無沙汰でもあり、またあたりを見回すと大半の人がB…

B'z Live gym Circle of Rock について

B'z Live Gym 「Circle of Rock1」の東京ドーム公演にいってきた。仕事を早々に切り上げ5時過ぎにホヤ師と合流し、会場へ入った。 2年前Big Machineのライブの時にはバックスクリーン下に特設ステージを設営していたが、今回はアリーナの中央に円形のステー…

廃人について

週4回くらいゲーセンに行って毎回ストIIに1000円も2000円もつっこんでたら廃人になりかけてきた。本日など私のベガ残り体力ゼロで転んで、敵のリュウが起き上がりに昇龍拳で削りに来たところをニープレスナイトメアでかわして(激ムズテクニック。理論上可能…

日曜日の午後の雨について

このブログにも以前書いたが(2005-03-10 - やまだひろしの合唱ダイアリー)、私の自宅でかつて両親が飼っていた犬が交通事故で死んでしまうという出来事があった。その犬はショパンといい、僕の両親はショパンを溺愛していた。またもとも犬があまり好きでな…

本番について

府中市芸術の森どりーむほーるで本番を歌ってきた。7月の本番を欠席してしまったため、僕にとっては半年振りの本番となった。社会人になって合唱を再開して以来、本番までの間隔がこんなにあいたのも久しぶりだ。 また昨日のブログにも書いた通り、本番に対…

本番直前練習について

昨日の本番直前リハと本番の間に練習がある、というのも変な話だが、今日はいつもの練習場で本番直前の練習を行った。 昨日のステリハである程度の声の安定を取り戻すことができたので、あとはあまり無理をせずとにかく発声を安定させることをひたすら心がけ…

赤ワインについて

そこで何か策はないかといろいろ考えて思い出したのが、そういえば学生時代今よりもっとずっと練習をしていたころは、声の安定性を保つために毎日赤ワインを飲んでいたということだ。社会人になり合唱から離れた2年半の間にすっかりその習慣がなくなってし…

本番直前リハについて

28日の本番を前に、本番会場の大ホールで直前リハがあった。月末の金曜日で仕事はかなり立て込んでいたが、そこは持ち前の要領で切り抜け8時前には会場に到着した。 この一週間自分の声についてかなり悩んだわけだが、短時間でそんなに練習ができるわけで…

人に認めてもらう、ということについて

◎昨日の内容の続きです。 しばらく並んでそれぞれに対戦プレイを続け、僕は彼のアドバイスをなるべく実践すべく戦った。そうしているうちに彼本人と対戦したくなり、僕が反対側に回り彼と対戦した。おそらく1勝8敗くらいだったろうか。しかもその1勝は彼が…